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自閉症スペクトラムのうち、知的障害がないもの(一般的にはIQ70以上)を高機能自閉症(知的遅れのないカナータイプ)やアスペルガー症候群(言語障害は無いが、視覚認知・空間認知力に、問題を生じる)と呼ぶ。「高機能」というのは知能指数が高いという意味であるが、平均的な健常者より高いとは限らず、知的障害との境界域の場合もあれば、平均的な健常者をはるかに上回る場合もある。1980年代以降、急速に認知されてきた。
アスペルガー症候群は、対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力、すなわち心の理論の障害が特徴とされる。特定の分野への強いこだわりや、運動機能の軽度な障害も見られる。 アスペルガー症候群の人は、コミュニケーションは取れるが、会話の内容や質に違和感が感じられ、人と共感することや人のこころを推測することが苦手とされています。
アスペルガー症候群の人は、高い知能と社交能力の低さを併せ持つと考える人もいる。 また、独特の振るまい、言葉使い、興味対象、身なり、そして彼等の非言語的メッセージを受け取る能力の低さなどから、子供時代には、しばしば学校でのいじめの対象になりやすい。彼等に対し、嫌悪感を持つ子供が多いのもこのことが要因だろう。このため教育の場である学校において、今後はサポート体制の確立や自立の支援、他の子供への理解を深めさせる、といった総合的な支援策が必要になるだろう。 ただし「アスペルガー」という一つのカテゴリーであっても、人によって障害の度合いは千差万別であり、例えば学校の友達と上手く話せたり、話を上手くまとめられるなど、至って軽度な場合もある。また、上手く話せず、それでもよい友達に巡り会えたから必死で耐えている、というように、自閉度が中度〜重度なこともある。 この障害は「自閉症」などとは違い、一見「健常者」に見えるために、周りからのサポートが遅れがちになったりすることが問題となっている。
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