|
||
![]() |
||
■ストレッサーについて◆家族との関係◆ 印刷用ページ |
||
|
いつも一緒にいる家族との関係に対する感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 「家族との関係」に対する子供のストレス度合いは、一般に、受験を意識し始める中学3年生ほど、強いストレスを感じている傾向が表れます。 子供自身が、もっとも受験に対して意識し始める時期に、親からも受験に対してのプレッシャーを与えられることが、ひとつの原因であるとも考えられます。表面に出さなくても、大人が思う以上に、子供自身が一番、受験に対して意識しているのはないでしょうか? 家庭では親兄弟に愛され、ありのままの自分自身をさらけ出しても、よほどのことをしない限り、受け入れられるという安心感が得られていることが大切です。現実には、親は愛していても、勉強や習い事の強制や兄弟や級友との比較などをしがちで、子供から最も安心な居場所を家庭から奪うことが、強いストレスを与えるストレッサーになります。 また、家族一緒に食事を取らない、部屋に閉じこもりっきりで話す機会が少ないことなどは、無関心へとつながり、アンダーストレスの状態につながります。 どちらの状態にとっても、子供にとって家庭を安心な居場所にする前提条件は両親などの不和のないことも必要です。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆初対面との関係つくり◆ 印刷用ページ |
||
|
初対面の人との関わり方に対する感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 子供の時期は、学校のほかにも、塾やクラブ、習い事の場などで、新しい人間関係が発生します。特に塾や習い事では、先生やコーチ、友達などの入れ替わりの機会が多いため、この環境内での人間関係なども子供を悩ますストレッサーとなりえます。 また、このストレッサーは、自分ではなかなか回避しがたいストレッサーとなるため、親やまわりの大人が早期に気づいてあげ、相談にのってあげることも大切です。 また、近年では、子供の前で、学校の先生やクラブのコーチなどを家庭で親が批判をするといった状況も多々見受けられますが、子供が日々接していたり、子供が尊敬していたりする先生に対し、自分の親が批判しているのを聞くことは、子供にとってあまり聞きたくない話であり、そのこと自体が、先生に対するストレス反応として表れることがありますので、注意して下さいね。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆友人・知人との関係◆ 印刷用ページ |
||
|
友達との信頼関係に対する感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 子供にとって学校生活が占める比重は、大人の職場生活以上に大きいといってよいかもしれません。 05年度の調査では、全国の小中学生で30日以上休んだ不登校数は約12万人といわれ、不登校の原因で友人関係など「学校生活に起因」が35.7%にのぼります。生活の大半を過ごす学校での友達関係が、学校生活全体を楽しいものにも辛いものにもするでしょう。いじめや、無視など、問題となっていますが、担任教師にもなかなか相談できないのが現状として今なお残っています。 また逆に、学校生活での友達関係は、将来社会に出てからの協調性や社会性を育むうえで必要な時期でもあります。ひきこもりがちであったり、友達と遊ばないなど、友達とのコミュニケーションに対し、積極的でない場合も、子供の場合、将来の人格形成に支障をきたす要因にもなりかねないので要注意です。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆身体への負担◆ 印刷用ページ |
||
|
学校や家庭など学生生活のなかで、身体に対する負担に対する感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 子供の時期は、学校までの通学や、塾通い、クラブ活動など、学生生活の中で、大人が思っている以上に子供は体力を消耗していることは、常に忘れないようにしておくことが大切です。 また近年の子供は、コンビニ食やインスタント食品などの食事や、朝食を食べずに学校に行くなど、体を形成する時期にもかかわらず生活習慣の乱れから、体力低下の傾向があります。朝食は、できるだけ摂るように、生活のリズムをつくってあげて下さいね。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆拘束される時間◆ 印刷用ページ |
||
|
勉強や通塾、習い事などに、どれだけ拘束される時間が長いのかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 心理学者の調査では、子供にとって最低 60分は遊んだり暴れたり、ぼんやりしたりする時間が必要とされています。なぜなら、子供は緊張をほぐす技術を身につけていないので、子供がストレスを発散し自分の世界で落ち着きを取り戻せなければ、ストレスが慢性化するからです。 塾や習い事による過密スケジュールにより、子供に落ち着きがなくなったり、爪を噛んだり、不眠を訴えるような場合は過労の兆候です。一日中、スケジュール詰めになっていれば、子供はストレスに陥ります。 逆に、子供にとって、塾通いや習い事などは、学校と違った友達関係や、塾後のちょっとしたおしゃべりや遊びなどがストレス発散の時間になっていたりもするケースもありますので、しっかり子供とコミュニケーションを取り、子供のストレス状況を把握しておくことが必要となります。 逆に時間をもてあましているのも無気力につながる可能性がありますので要注意です。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆環境の変化◆ 印刷用ページ |
||
|
環境の変化に対して、どのように受けとめていられるかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 子供の頃は、友達関係や、生活環境が年齢にともなって大きく変化する時期であります。 特に中学生活からは、学生服の着用や、教科による先生の違い、通学路や時間の変化など、子供にとって生活環境が小学生時代と大きく変わる時期です。 また学習内容の難度化や定期テストの実施なども、子供にとって環境の受け取り方にも大きな変化が生じる時期でもあります。 それに加えて新しい友達との関係など、一度に多岐にわたりストレスを感じる時期といえるでしょう。 大人の5、6年とは、全く変化のスピードが違いますので、子どもの環境の変化に対しては、特に親が見守ってあげている必要があります。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆授業の速度◆ 印刷用ページ |
||
|
日々進む学校、塾などの授業の速さについていけるかどうかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 勉強に対しては、幼少期の頃は比較的楽しく感じていたものが、受験への意識の表れや、学習内容の難度化、また、学力差が顕著になってくる時期に、子供は焦りを生み出し、ストレスとなっていることが考えられます。 受験が間近にせまり、このままではいけないということは、子供が一番自覚していることでしょう。それに加えて、親や教師などから、さらにプレッシャーをかけられれば、当然ストレス反応を起こすことにつながります。 また、勉強が苦手な子供ほど、なかなか先生に、わからないことを質問することが出来ないといった傾向にあります。 今の勉強のやり方のままで良いか、本人にあったやり方が他にないかなど、本人の気質やレベルに沿った勉強のやり方を子供と一緒に考えてあげることも必要です。 逆にアンダーストレスの状態である場合は、十分にこなせているか、または今の状態で満足しているかのどちらかになります。満足している場合でも、それが低いレベルで満足している場合は、子供のやる気を減少させ、無気力感へつながる危険性もありますので、注意して下さい。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆学習内容の難しさ◆ 印刷用ページ |
||
|
勉強すべきことの量やレベルをこなせているかどうかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 適正ストレスの状態である場合は、子供自体も勉強の量やレベルに対し、きついかなと感じていたとしても、何とか頑張ってやってみようというやる気につながり、能力開発を高めることにつながります。 ただし、オーバーストレスの状態が続けば、“がんばってもできない”“自分には無理”といったネガティブな気持ちが表れ、課題を投げ出してしまうことにつながりますので、子供の状況をよく判断したうえで、課題の量や、塾、習い事のレベルに対し、よく判断してあげて下さい。 また、オーバーストレスの状態では、単に“がんばれ”といった励ましは、むしろ逆効果になる場合があります。そういう場合は、子供のレベルの段階に合わせて、課題を少しずつ設定してあげることで、達成感や、やりがいを感じさせてあげることが必要です。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆進路選択への不安◆ 印刷用ページ |
||
|
将来の進路に対して、どのように受けてめているかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 高校受験を意識し始める中学3年生の時期が、自分自身で考える進路に対する悩みと、親や塾、学校の先生から与えられる進路に対するプレッシャーにより、オーバーストレス反応を起こしてしまう最も多い時期です。 まだ義務教育期間である中学生にとって高校受験も含めた進路については、ほぼ大半の子供にとって、はじめて自分自身でも選択を考える進路となります。親の立場では、大学進学に向けた高校の選択や、教育環境が第1優先となるかと思いますが、子供にとって高校選択には、自分の学力はもちろん、友達との関係や、やりたいクラブのある高校、女の子の場合は制服のデザインなど、高校を選ぶ際の条件は、多岐に渡ります。 当然、まだ親や周りの大人が相談にのってあげなければならない時期ではありますが、小学・中学受験とは、少し異なり、子供自身も少しずつ、自分で物事を考えられる時期になっています。いわゆる親離れの第1段階といえるでしょう。 何もかもを親が決めてしまうことは、この時期の子供にとって、ストレス反応を起こす要因になりがちです。 <Check項目> |
||
■ストレッサーについて◆評価に対する感じ方◆ 印刷用ページ |
||
|
まわりの人から、どのように思われているかの感じ方を表します。 【オーバーストレスの場合】 【アンダーストレスの場合】 このストレッサーに対しては、子供の学年が上るほどオーバーストレスの子供の割合が増加の傾向を表します。このことは、過度の受験競争や、子供のことを点数でしか見ていない“拝点主義”が、引き起こしている現状を表してるといえるではないでしょうか? 当然、子供の世界にも競争意識が必要ですが、子供の頃には、まだまだこれから色々な可能性を秘めています。にもかかわらず、テストの結果やなどの一面性だけで評価したり、両親が他の子供と比較をしてハッパをかけようとすると、子供にとっては比較されるだけでも莫大なストレスで、加えて他の子供を見本にしろなどと言われると、ストレスが増幅してしまいます。単なる一面だけでの競争は子供の動機づけにはならず、ストレスを引き起こすだけとなります。 近年になって、やっと学校教育自体も子供の個性を重んじる教育をと、改革が進められていますが、まだまだすぐに、学校環境の変化に期待するには、時間が必要です。 日常の大半を学校で生活する子供にとって、家庭は、ストレス発散、安らぎの場所である必要があります。まずは、お母さんが、子どもの個性を尊重し、他の子供や兄弟との優劣の比較ではなく、その子のいい面を見てあげるようにして下さい。人と違っているところに意外とその子の才能が隠れているということが、よくありますよ。 <Check項目> |
||
| << 用語一覧へ戻る << こころの健康診断へ戻る ![]() |
||
|