|
株式会社エイジアクリエイト(所在地:京都市中京区室町通三条上るJりんとう5階、代表取締役
吉田友則)は、子供が現在受けているストレス状態を数値で診断できる『子供診断シリーズ「こ
ころの健康診断」』を開発、モニター診断による効果が実証され、販売開始しました。
近年、『ゆとり教育』導入による学力低下についての報道、またそれを受けての文部科学省の学習
指導要領の見直し、入試制度のめまぐるしい変化など、子供や保護者を取り巻く教育環境は過去例
を見ない状況へと変化しています。それに加えて幼児誘拐や少年犯罪などが増加し、教育に携わる
企業は、学力促進のみでなく、子供を軸とした家族生活全般を支える商品・サービスの提供を心が
けていく必要性があり、学力のみならず、心の教育も積極的に関わっていかなければなりません。
そこで株式会社エイジアクリエイトは、教育業界初の試みとして子供のストレス状態を数値で診断
することができる「こころの健康診断」を開発しました。これは学校・企業人事コンサルティング
まで多数の実績を持つ株式会社トランジションの協力のもと、心理学・統計学をベースにした人材
判定ソフトの診断開発から、教育臨床的カウンセリングによる問題青少年のコメンテーターとして
知られる臨床心理学博士:井上敏明教授の監修のもとで開発されました。
「こころの健康診断」では、ストレスを受ける原因「ストレッサー」を評価に対する感じ方、進学
への期待、持てる能力、勉強の進み具合、環境の変化、拘束される時間、学生生活での行動、身近
な人間関係、他人との交流、周囲との人間関係の10種の切り口から分析し、本人がどのようなこと
からストレスを受けているかを分析します。またストレスを身体的ストレスと精神的ストレスの側
面に分け、本人のストレス耐性力とストレス度合いの分析が可能です。
強すぎるストレスを軽くするための対処方法を一緒に考えたり、逆に弱すぎるストレスには多少の
負荷(がんばり目標など)をかけてあげる手助けができます。ストレスもすべて有害というわけで
はなく、困難な壁にぶち当たってもそれを乗り越えることで強くなっていくように、成長への原動
力ともなる良いストレス・緊張感もあります。つまり、強すぎず弱すぎず、適度なストレスがかか
っている状態を「適正ストレス」と呼び、もっとも良い状態であるといえます。適正ストレス状態
では、アドレナリンなどのホルモンが多く分泌され、からだの中から、やる気や張り合いがみなぎ
っており、問題に真正面から取り組む姿勢が培われており、理想的な状態であると言えるでしょう。
この状態を達成するため、今子供たちがどの程度のストレスを受けているのか、見極めることがで
きるというわけです。
この分析シートは臨床心理学博士 井上敏明教授の監修のもと単に本人のストレス状態を客観的に
知ることにとどまらず、勉強のこと、友達のこと、将来のことなどを、こどもと一緒に話をして、
コミュニケーションを取りなら、対処方法を探していくためのツールとして開発されました。
問題について話し合う過程を通して、先生と生徒間の意思の疎通を促進し、子供たちのコミュニケ
ーション力、親や先生に対する信頼感も増し加えることができるでしょう。
「こころの健康診断」は正式発表に先立ち、2006年4月から6月にかけて中学生200人を対象にモ
ニター診断を行ないました。特徴的なのは、「学生生活での行動」以外の9つの環境に対し、中学
1年から3年にかけて過度のストレスを受けている割合が多くなっており、受験を控えるにつれて
子供自身が受けるストレスの度合いが高まるということが判断できます。
個々の環境で見ると「評価に対する感じ方」にいたっては、全体で80%、中学3年生では約90
%もの子供が過度のストレスを受けている結果となりました。また「身近な人間関係」では、中学
3年に向けて急激に過度のストレスを受けている子供が増加していることが判明しました。
こうした調査結果も参考にしながら塾や家庭教師、学校などでの保護者との面談資料、カリキュラ
ム作成に学力面以外の側面からサポートすることに大きな効果を発揮するものと思われます。
URL:http://www.kids-dock.info
|